インストール
CodeIgniterのインストールは極めて簡単です。
しかし、レンタルサーバ等ドキュメントルートの上位ディレクトリにアクセスできない場合を除き フロントコントローラ(index.php)以外のファイルはドキュメントルート配下以外のディレクトリに設置することをお勧めします。 したがいまして、今回は一手間かけることにします。
ここでは、下記の環境でインストールすることを前提として説明します。適宜、みなさまの環境に置き換えてください。
- アプリケーションユーザ
- アプリケーションディレクトリ
- ドキュメントルート
CodeIgniterのダウンロード
- ダウンロード・解凍
# wget http://codeigniter.com/download.php -O CodeIgniter_2.1.0.zip
# unzip CodeIgniter_2.1.0.zip
圧縮ファイルを解凍すると「CodeIgniter_2.1.0」ディレクトリの中には、 「application」「system」「user_guide」ディレクトリと「license.txt」「index.php」ファイルが ありますが、動作に必要なものは「application」「system」と「index.php」となります。
アプリケーションディレクトリの作成
- ディレクトリの作成
# mkdir -p /var/www/vhosts/webapp/htdocs/{images,css,javascripts}
# chown -R webapp:apache /var/www/vhosts/webapp
# chmod -R 0775 /var/www/vhosts/webapp/application/logs
フロントコントローラの設置 一番上に戻る
- index.phpの設置
これでインストールは完了です。
しかし、「application」「system」ディレクトリをドキュメントルート以外に配置した場合は 両ディレクトリの配置パスを設定しなければなりません。 設定方法は次章にて説明いたします。
ディレクトリ構成 一番上に戻る
CodeIgniterを上記のようにインストールするとディレクトリ構成は以下のようになります。
webapp/ |- htdocs/ | |- index.php | |- images/ | |- css/ | |- javascripts/ | |- application/ | |- cache/ | |- config/ | |- controllers/ | |- core/ | |- errors/ | |- helpers/ | |- hooks/ | |- language/ | |- libraries/ | |- logs/ | |- models/ | |- third_party/ | |- views/ | |- system/ |- core/ |- database/ |- fonts/ |- helpers/ |- language/ |- libraries/
「 htdocs/ 」がドキュメントルートとなります。
従って、「 application/ 」ディレクトリと「 system/ 」ディレクトリは
物理的に直接HTTPでアクセスできない構成となっています。
CodeIgniterのデフォルトのディレクトリ構成でも、一応は「 application/ 」と、
「 system/ 」内のファイルにアクセスしても
実行されないようになっていますが、物理的にアクセスできない方が確実に安全です。